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ロボティクスコースの学生が国際会議の宇宙エレベーターカテゴリーで発表しました


2020年10月12日〜24日、学科横断型学修プログラム・ロボティクスコースを履修する機械工学科4年の寺田百恵さん(井上研究室)が、オンラインで開催された「IAC2020(71th International Astronautical Congress 2020)」ライブセッションにおいて、宇宙エレベーターのカテゴリーで発表を行いました。主催は、国際宇宙連盟(IAF)、国際宇宙アカデミー(IAA)、国際宇宙法学会(IISL)。

同会議は毎年、宇宙開発計画および学術研究成果の発表の場として開催され、世界の宇宙関係機関や企業、大学等の関係者が参加する世界最大規模の宇宙関連会議です。今年はオンラインでの開催となりましたが、「The CyberSpace Edition will indeed be about the IAF Motto: “IAF Connecting @ll Space People”」をテーマに、米航空宇宙局(NASA)が進めている有人月面着陸計画「アルテミス」の最新動向の発表をはじめ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月面居住施設やローバーなど、幅広い分野のエンジニアが集まり、将来の宇宙開発に関する動向や研究成果などについて発表が行われました。

寺田さんは、先進ロボット研究センターの研究者で、同学科の井上文宏教授とともに研究を進める「Experimental Study on Heavy Load Climber Applying Hybrid Roller Mechanism for Small Manned Space Elevator」について発表を行いました。

また、10月27日~30日にオンライン開催された「第64回宇宙科学技術連合講演会」の宇宙エレベーターおよび宇宙テザー研究最前線2020(2)においても寺田さんは研究の成果を発表しました。主催は、日本航空宇宙学会。

寺田さんのコメントは以下の通りです。
昨年から学会の様子や形式を見ていたため、今年は2年目なので分かることも多いだろうと思っていましたが、オンラインで発表を行うことになり、配信用の動画を撮影するなど、初めてで慣れない準備が多く大変でした。発表を視聴する場合にもオンラインならではの緊張感がありました。オンデマンドのように発表動画を繰り返し再生できる場合は、自分のペースでよく考えながら、ほかの人の発表を視聴できるというメリットがありました。今回、オンライン形式で行った学会発表では、今までとはまた違う経験ができ、とても良い勉強になったと思います。
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