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シーズンスポーツ「サーフィン実習」の授業が行われました


2021年8月5・6・9・10日の4日間、社会人基礎科目の授業、シーズンスポーツ「サーフィン実習」が実施され、1・3年次生の8名が参加しました。

「サーフィン実習」は、湘南海岸に近い本学の立地を生かした授業で、地域のサーファーの協力を得て、毎年夏季休業期間中に行われています。学生たちが朝、大学に集合してラッシュガードに着替え、色とりどりのボードを手に海岸まで歩いていき、海での実習後に大学へ戻って水着姿でシャワーを浴びる様子は、本学の夏の風物詩にもなっています。

海で波乗りをする際のマナーやルール、海に対する知識、普通救命救急講習のほか、サーフィンとボディボードの基本的な乗り方について学内で講義を行った後、ロングボードとボディボードに分かれて、湘南海岸で実技レッスンが行われました。

参加した学生のコメント
「初めてボディボードを体験しました。最初はなかなか上手くできませんでしたが、二人の講師の先生のお陰で最終的に波に上手く乗ることができました。また、海についての勉強もできたので、実習に参加してよかったです」(情報工学科3年 飛岡佑)

「普段の生活や他大学の授業では体験する機会がほぼ無く、始めようと思ってもボードのレンタルなど、なかなかハードルの高いサーフィンに授業という形で触れることができました。また、ベテランのサーフショップの方やプロライセンスを持っている方から、ほぼマンツーマンで教えてもらえる貴重な体験になり、とても楽しかったです。サーフショップの方との話で、『サーフィンは生涯スポーツだし、楽しいから仕事も頑張れるし、けがしてもサーフィンのために治そうとモチベーションになる』と言われたのがとても印象的でした。せっかくなので今後もサーフィンを続けたいと思います」(情報工学科1年 佐藤光流)

シーズンスポーツ担当 榊淳一准教授のコメント
「今年は台風9号の接近に伴い、実技初日からハードな波での実習となりました。実技3日目に学生は、赤旗(遊泳禁止)の海を目の当たりにし、自然の強さと怖さを感じてくれたと思います。最終日も通過した台風の影響で辻堂海岸での実技ができなかったため、比較的コンディションの良かった江の島の片瀬海岸東浜に移動して実技授業を行いました。連日ハードな環境にも関わらず、波に立ち向かっていく学生の肌は日焼けし、また日に日にたくましい姿になっていきました。毎年のことながら、ハードな自然環境でも事故なく実習を行えるのは、海の知識が豊富な講師、ライフセーバーの方々のおかげでもあります。地域と密着した授業として今後も安全に、また楽しくサーフィン実習を行っていきたいと思います」

※湘南工科大学では、「社会人基礎科目」として、「スポーツ基礎」「スポーツ発展」「生涯スポーツ論」「シーズンスポーツ」の4科目が設定されています。これらの科目には各種球技やトレーニング、マリンスポーツなどの種目が含まれ、運動・スポーツを通じてコミュニケーション力を伸ばし、ルール・規律を守る倫理観を養うとともに、主体的に練習方法や指導方法を探求しながらチームワークを高め、リーダーシップを発揮できるようになることを目的としています。
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