2021年12月19日、総合デザイン学科 禹 在勇教授が、藤沢市の任意団体が主催する「善行雑学大学」で「湘南工科大学の地域連携とデザインの役割」をテーマに講演を行い、約60人が参加しました。
善行雑学大学は、生涯学習の機会を市民に提供する目的で1999年に発足した藤沢市の任意団体で、善行公民館を拠点に多様な講座が開講されています。
善行雑学大学は、生涯学習の機会を市民に提供する目的で1999年に発足した藤沢市の任意団体で、善行公民館を拠点に多様な講座が開講されています。
講演内容(概要):
大学は今、地域の多様な課題に対して、地域と連携し、ソリューションを提供する場として求められています。湘南工科大学では、「社会に貢献する技術者の育成」を大学の方針として掲げ、社会貢献活動などを行っています。これらの、本学が行っているさまざまな活動を「点」から「面」へと絵描き、大学の「知」と地域の「力」を融合し、地域内外および地域間をつなぎ、地方創生や持続可能な社会をつくることを目的に、2020年10月、学内に「地域連携センター」が設立されました。
昨今は「デザインの時代」といわれています。デザイン(design)は「意匠」であり、意匠には「意」と「匠」の二つの漢字が用いられています。つまり、心のなかに浮かぶ願いを音に表して仲間に伝え、斧のような道具を用いて函を制作することによって、その心のなかの想いや願いを充たしていく総合的な科学であると考えられます。私たちは、デザイン、意匠という心の音を、斧でもって、具体的な箱につくり上げているのです。
将来の地域のデザインを意識しながら、地域連携とデザインの役割について一緒に考えていきたいと思います。
■関連ページ
善行雑学大学
禹 在勇教授
大学は今、地域の多様な課題に対して、地域と連携し、ソリューションを提供する場として求められています。湘南工科大学では、「社会に貢献する技術者の育成」を大学の方針として掲げ、社会貢献活動などを行っています。これらの、本学が行っているさまざまな活動を「点」から「面」へと絵描き、大学の「知」と地域の「力」を融合し、地域内外および地域間をつなぎ、地方創生や持続可能な社会をつくることを目的に、2020年10月、学内に「地域連携センター」が設立されました。
昨今は「デザインの時代」といわれています。デザイン(design)は「意匠」であり、意匠には「意」と「匠」の二つの漢字が用いられています。つまり、心のなかに浮かぶ願いを音に表して仲間に伝え、斧のような道具を用いて函を制作することによって、その心のなかの想いや願いを充たしていく総合的な科学であると考えられます。私たちは、デザイン、意匠という心の音を、斧でもって、具体的な箱につくり上げているのです。
将来の地域のデザインを意識しながら、地域連携とデザインの役割について一緒に考えていきたいと思います。
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禹 在勇教授