2022年3月11日、本学 大学院機械工学専攻博士前期課程2年の河野武尊さん(田中研究室)が、公益社団法人自動車技術会「大学院研究奨励賞」を受賞しました。
同賞は、大学院生の学業の向上発展に資することを目的に設けられたもので、自動車関連研究の発展に寄与する大学院で優れた研究を行った大学院修了予定者を表彰するものです。
河野さんが取り組んできた研究は「周波数解析を用いた研削焼けモニタリングプロセスの検討」で、自動車部品の高精度・高品質仕上げ加工プロセスの確立を目的に、研削加工時の研削焼けに関わる周波数成分の変動を監視することで信頼性の高い研削焼け監視·予測プロセスが確立できると考え検討を行いました。
本研究はトライボロジー理論に基づき研削工程における被加工材が破壊する時の周波数波形を高サンプリング測定でSN比を向上させて抽出することを特徴とし、正常加工時の周波数波形をクラスター解析して機械学習モデルを作成し、波形の変化から研削焼けをモニタリングできることを明らかにしました。
河野武尊さんのコメント:
今回、公益社団法人自動車技術会より「周波数解析を用いた研削焼けモニタリングプロセスの検討」の研究について「大学院研究奨励賞」を受賞させていただき大変光栄です。指導教員の田中秀明教授をはじめとした関係者の皆様の手厚いご指導に深く感謝いたします。この研究が少しでも自動車部品の精度、品質の向上の一助となれば幸いです。私は来年度より社会人となりますので、研究を進めるにあたって学んだことをしっかりと役立てていけるように努めたいと思います。
同賞は、大学院生の学業の向上発展に資することを目的に設けられたもので、自動車関連研究の発展に寄与する大学院で優れた研究を行った大学院修了予定者を表彰するものです。
河野さんが取り組んできた研究は「周波数解析を用いた研削焼けモニタリングプロセスの検討」で、自動車部品の高精度・高品質仕上げ加工プロセスの確立を目的に、研削加工時の研削焼けに関わる周波数成分の変動を監視することで信頼性の高い研削焼け監視·予測プロセスが確立できると考え検討を行いました。
本研究はトライボロジー理論に基づき研削工程における被加工材が破壊する時の周波数波形を高サンプリング測定でSN比を向上させて抽出することを特徴とし、正常加工時の周波数波形をクラスター解析して機械学習モデルを作成し、波形の変化から研削焼けをモニタリングできることを明らかにしました。
河野武尊さんのコメント:
今回、公益社団法人自動車技術会より「周波数解析を用いた研削焼けモニタリングプロセスの検討」の研究について「大学院研究奨励賞」を受賞させていただき大変光栄です。指導教員の田中秀明教授をはじめとした関係者の皆様の手厚いご指導に深く感謝いたします。この研究が少しでも自動車部品の精度、品質の向上の一助となれば幸いです。私は来年度より社会人となりますので、研究を進めるにあたって学んだことをしっかりと役立てていけるように努めたいと思います。