工学部 コンピュータ応用学科の卒業生でもある、黒川旭非常勤助手が、NHK「魔改造の夜」に計測チームとして第3弾の放送回から技術協力をしています。
「魔改造の夜」は、超一流エンジニアたちが極限のアイデアとテクニックを競う技術開発エンタメ番組で、BS4KおよびNHK BSプレミアムで2020年6月から不定期に放送されています。2023年4月からは、NHK総合テレビジョンで木曜日の19時台に放送されることが、NHKの2023年国内放送番組編成計画で発表されています。
黒川旭非常勤助手に、番組制作に技術協力として参加することになった経緯などを伺いました。
■「魔改造の夜」に技術協力することになった経緯を教えてください。
偶然、私が経営する「ものづくりラボ大船」に番組関係者がいらしたことがきっかけです。その方の紹介で番組責任者の方が当店に見学に訪れました。テレビ関係者の来訪とあり、これは宣伝のチャンス!と思い、これまでに開発したさまざまな制作物を紹介しました。その際、湘南工科大学で開催したマイコンカーラリーのタイム計測装置のベースとなる、プログラムを開発したことに注目していただき、番組の計測装置開発と当日の計測を担当する流れになりました。(このベースプログラムを元にロボット研究部の部員が大会用のタイム計測ゲートを開発しました)
実は、初めは選手として競技への出場を希望していました。条件が合わず出場はかないませんでしたが、結果的に計測チームとして番組に長くかかわることになり、多くの経験をさせていただけたので良かったと思います。また、実店舗を持つことのメリットも実感できました。創業当初はインターネット上でのみ活動していましたが、実店舗を通じたリアルなコミュニケーションは、多様な人とのつながりをより広げてくれます。
■「魔改造の夜」でのアピールポイントや苦労している点、モチベーションを教えてください。
「魔改造の夜」では、さまざまな企業や大学が睡眠時間を削ってまで本気で取り組んでいます。本番での計測ミスは許されないという思いで計測機を作らなければならないので、物凄いプレッシャーを感じています。また、通常業務の合間に作らなければならないので、私自身も会社に泊まって徹夜になることがしばしばあります。ただ、学生時代からロボ研の活動で大学には100日以上宿泊していましたので慣れっこです(笑)。計測チームということもあり、競技を特等席でみられるのが最大のモチベーションです!
■在学中、湘南工科大学での学びや活動から得たことは何ですか。
テクノ・ビジネスチャレンジ(現:SITチャレンジ)制度を活用して発足した「ロボット技術研究会」(現:ロボット研究部)での経験が、今もとても役に立っています。プレゼンテーション能力、組織運営、ロボット開発(プロジェクト計画作成、電気回路設計製造・機械部品設計製造・プログラミング)など、細かい点をあげたらキリがないほどの学びがありました。ロボット競技というのは本番に向けてテストと改良を繰り返して開発を進めていきます。その過程で身についた問題解決能力が、会社経営も含めてあらゆる分野で役立っています。何か問題に直面しても「必ず解決策はあるはず!」と前向きに考えられるようになりました。
「魔改造の夜」の各弾は2競技構成となっており、黒川非常勤助手は、2021年8月に放送された第3弾「扇風機50m走」・「赤ちゃん人形綱登り」、第5弾「ネコちゃん落下25m走」、第6弾「トラちゃんウサちゃん50mリレー」・「鳩時計鳩入れ」に計測チームとして参加しています。
また、第6弾「鳩時計鳩入れ」では、鳩時計の鳩を飛ばしてカゴに入れる競技で使用された、制限時間になると折り畳み式のフタが閉じる装置も作製するなど、広く技術協力を行っています。
「魔改造の夜」は、超一流エンジニアたちが極限のアイデアとテクニックを競う技術開発エンタメ番組で、BS4KおよびNHK BSプレミアムで2020年6月から不定期に放送されています。2023年4月からは、NHK総合テレビジョンで木曜日の19時台に放送されることが、NHKの2023年国内放送番組編成計画で発表されています。
黒川旭非常勤助手に、番組制作に技術協力として参加することになった経緯などを伺いました。
■「魔改造の夜」に技術協力することになった経緯を教えてください。
偶然、私が経営する「ものづくりラボ大船」に番組関係者がいらしたことがきっかけです。その方の紹介で番組責任者の方が当店に見学に訪れました。テレビ関係者の来訪とあり、これは宣伝のチャンス!と思い、これまでに開発したさまざまな制作物を紹介しました。その際、湘南工科大学で開催したマイコンカーラリーのタイム計測装置のベースとなる、プログラムを開発したことに注目していただき、番組の計測装置開発と当日の計測を担当する流れになりました。(このベースプログラムを元にロボット研究部の部員が大会用のタイム計測ゲートを開発しました)
実は、初めは選手として競技への出場を希望していました。条件が合わず出場はかないませんでしたが、結果的に計測チームとして番組に長くかかわることになり、多くの経験をさせていただけたので良かったと思います。また、実店舗を持つことのメリットも実感できました。創業当初はインターネット上でのみ活動していましたが、実店舗を通じたリアルなコミュニケーションは、多様な人とのつながりをより広げてくれます。
■「魔改造の夜」でのアピールポイントや苦労している点、モチベーションを教えてください。
「魔改造の夜」では、さまざまな企業や大学が睡眠時間を削ってまで本気で取り組んでいます。本番での計測ミスは許されないという思いで計測機を作らなければならないので、物凄いプレッシャーを感じています。また、通常業務の合間に作らなければならないので、私自身も会社に泊まって徹夜になることがしばしばあります。ただ、学生時代からロボ研の活動で大学には100日以上宿泊していましたので慣れっこです(笑)。計測チームということもあり、競技を特等席でみられるのが最大のモチベーションです!
■在学中、湘南工科大学での学びや活動から得たことは何ですか。
テクノ・ビジネスチャレンジ(現:SITチャレンジ)制度を活用して発足した「ロボット技術研究会」(現:ロボット研究部)での経験が、今もとても役に立っています。プレゼンテーション能力、組織運営、ロボット開発(プロジェクト計画作成、電気回路設計製造・機械部品設計製造・プログラミング)など、細かい点をあげたらキリがないほどの学びがありました。ロボット競技というのは本番に向けてテストと改良を繰り返して開発を進めていきます。その過程で身についた問題解決能力が、会社経営も含めてあらゆる分野で役立っています。何か問題に直面しても「必ず解決策はあるはず!」と前向きに考えられるようになりました。
「魔改造の夜」の各弾は2競技構成となっており、黒川非常勤助手は、2021年8月に放送された第3弾「扇風機50m走」・「赤ちゃん人形綱登り」、第5弾「ネコちゃん落下25m走」、第6弾「トラちゃんウサちゃん50mリレー」・「鳩時計鳩入れ」に計測チームとして参加しています。
また、第6弾「鳩時計鳩入れ」では、鳩時計の鳩を飛ばしてカゴに入れる競技で使用された、制限時間になると折り畳み式のフタが閉じる装置も作製するなど、広く技術協力を行っています。
黒川旭非常勤助手(番組放送時)
タイム計測装置(番組放送時)
鳩時計鳩入れフタ開閉装置/魔改造の夜 第6弾
試作中のタイム計測装置
試作品/魔改造の夜 第3弾
「扇風機50m走」
本番用計測器の塗装作業
「赤ちゃん人形綱登り」