■木枝学長のコメント
本学は、これまでの「THE 日本大学ランキング」の結果においても、「教育成果」分野だけは全体の上位200位以内にランキングされていました（2021年は151-200位、2022年は135位）。開学から60年の歴史を持ちながらも小規模な単科大学というハンディキャップがある中で、2014年度から特に力を入れてきた協働学修によって社会人基礎力を伸ばす教育が社会で認知され、一定の評価を得ている結果なのだろうと思い、心強く感じていたものでした。
それが、今回の結果でさらにランクアップ（国公立大学を含む全体で66位）し、私立大学の中では錚々たる有名大学に並んで上位に名を連ねたことについては、正直驚きを隠せない一方で、これまで教職員一同が努力してきたことが報われたものと受け止め、嬉しさを噛みしめています。また、その努力に応えてしっかり学修を積み上げ、社会で活躍している卒業生たちがいてくれるからこその結果と思い、彼らに対する感謝の気持ちで一杯です。
本学は、本年度から情報学部を設置し、急務とされている新時代のデジタル人材を育成するための新たな取り組みを始めました。今後は工学部の教育内容の見直しも進め、社会を支える基盤分野から、エネルギー・環境におけるグリーンなどの新規成長分野まで、幅広く社会で活躍できる技術者を育てる体制をさらに充実させていく予定です。また、高等学校あるいは中学校との教育連携にも力を入れ、理工系の学びに興味と意欲を持つ若者を増やし、技術に支えられた現在の私たちの豊かな暮らしを維持、発展させることに貢献していきたいと考えています。
引き続き皆様のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


詳細は、同ランキングの公式Webサイトをご覧ください。

THE 日本大学ランキング2023【私立大学ランキング】～教育成果、国際性～（2023年4月3日）

THE 日本大学ランキング 教育成果ランキング