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日本マンガ学会で情報学科岡崎教授が研究発表を行いました


2023年7月1日・2日、相模女子大学で開催された「日本マンガ学会第22回大会」に、情報学部 情報学科の岡崎秀晃教授および湘南工科大学附属図書館職員 大隅仁美さん、武部未慧さんが参加し、研究発表を行いました。

1日目はオンライン会場を含む4つの会場で19の研究発表が行われ、リヨン第3大学や台南應用科技大學など海外からの参加者も登壇。2日目には「再検討・『少女マンガ』史」をテーマに著名なマンガ家が参加してシンポジウムが開催されました。
発表者 情報学部 情報学科 岡崎秀晃教授
湘南工科大学附属図書館職員 大隅仁美、武部未慧
発表テーマ 「少女マンガのカップルの恋愛:いつまでも一緒にいられるカップルとは」
カップルの相互作用の数学モデル化のための基礎データを用いた定性・定量的考察

■岡崎教授のコメント
本研究は、「マンガ」におけるカップルやパートナーの相互作用や親密度を定量的に解析、数学モデル化し、「リアル」な人々の間の関係改善や幸福度を高めるための知見を得ることを目的としています。まずは、言動や振る舞いのカテゴリーごとにスコア付けをトポロジー(位相幾何学)的手法(やや歪んだものさしで、近い・遠いなどを測定する)を用いて行いました。あらゆる人々がラブラブになるような、幸福度を高める方法論が応用数学を活用して恋愛マンガから導き出せたら、いま世界で起きている戦争のようなことも回避できるかもしれません。また、カップルやパートナーの関係を改善する「AI」の構築にも役立つのではないかと考えています。
ニュートンが着想した「万有引力」が紀元前から人類が行ってきた「天体観測」の結果を説明できることから、「万有引力の法則」という宇宙の基本原理を17世紀に得ることに成功したように、誰かが着想した「カップルをラブラブにする関係」が「IoT技術を駆使したカップルの言動や振る舞いの観測」の結果を説明できるようになり、 「カップルをラブラブにする関係法則」 という人間の基本原理を21世紀に人類史上初めて、得ることに成功するのではないかと考えています。その「関係法則」を用いて世界中のカップルやパートナーをラブラブにするのが私の野望です。
今回の発表テーマは多くの方に関心をもっていただけたようで、質疑応答では熱心な質問が寄せられました。さらに、発表を聴いていただいた日本マンガ学会会長の竹宮惠子先生ともたくさんお話しをする機会を得られるなど、とても幸せな時間を過ごすことができました。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。


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