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総合デザイン学科の学生が日本デザイン学会グッドプレゼンテーション賞受賞


2023年6月23日~25日、芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催された日本デザイン学会「第70回春季研究発表大会」において、ポスターセッションに参加した工学部 総合デザイン学科3年の武井まどかさんがグッドプレゼンテーション賞を受賞しました。


受賞内容および概要
[テーマ]幼児における心理的な要因と玩具デザイン提案
[発表者]武井 まどかさん
[共同研究者]鈴木 勘太さん(株式会社三洋)、禹 在勇教授

近年、働き方が多様化するなど、子育て環境は厳しさを増しています。テレビやスマートフォン・タブレットなどの情報メディア環境も急変し、一見便利であるものの、付き合い方に工夫が必要とされます。令和元年度「青少年のインターネット利用環境実態調査(内閣府)」によると、0歳から9歳のインターネット接続機器の利用率は「スマートフォン 31.2%」「タブレット 27.4%」と、スマートフォン、タブレットなどの利用が高い傾向が示されています。また、母親が家事などで手が離せないとき、外出時の待ち時間、移動時間など、少しの時間でも子どもにスマートフォンを使用させるという結果もあります。スマートフォンやタブレットなどを子どもに使用させることで、母親一人の時間を作ることはできるが、子どもの身体やコミュニケーションへの悪影響があるとも考えられます。
以上のような傾向から、特に幼児における玩具のデザインに着目し、木の素材感を生かした「親と子ども」「子ども同士が遊ぶ」ことや、コミュニケーションを取るための手段としての玩具のデザイン提案を目的にしました。

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