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成田研究室が北海道4局で落雷位置標定システムのGPSロールオーバーに対応


2023年8月、工学部 電気電子工学科 成田知巳教授の研究室が、「落雷位置標定システム」のGPSロールオーバー問題の解決と対応のため、北海道の札幌局、北見局、名寄局、苫小牧局の4カ所を訪問し補正作業を行いました。

GPS(グローバル・ポジショニング・システム)では、起点から「週」と「秒」で表される独自の時刻体系が使用されており、GPSロールオーバーと呼ばれる1,024週(19.6年)周期で0に戻る現象が起こるため、技術的な対処が必要となる場合があります。

今回の作業は、「落雷位置標定システム」の受信局を日本に初めて導入した当初から設置されている北海道大学、および北見工業大学、なよろ市立天文台きたすばる、苫小牧工業高等専門学校を訪問して行われました。作業には、工学部 電気電子工学科2年の江部 幸多さんが同行しました。

■学生のコメント
成田教授から、研究室で設置している「落雷位置標定システム」について、最近全国的にGPSのエラーにより動いていない受信局が多数出ていると相談されました。不具合を修正できるツールを探し、実際に北海道の受信局へ赴いて補正作業を実行し、解決することができました。今後もさまざまな課題解決に取り組んでいきたいと思います。
江部 幸多さん(工学部 電気電子工学科2年)


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