2024年2月10日、オンラインで開催された映像情報メディア学会 メディア工学研究会の学生発表研究会において、横断型先端分野学修プログラム・XRメディアコースを履修する、工学部 情報工学科4年の上野雄大さんと佐久間大輔さんが研究成果を発表し、研究奨励賞を受賞しました。
【受賞者】上野 雄大さん
【所属・学年】工学部 情報工学科 4年
【指導教員】宮川勲 教授(情報学部 情報学科/工学部 情報工学科)
【講演名】モーションキャプチャシステムを使ったドラムアバターによるリズム演奏
・講演論文詳細 https://www.ite.or.jp/ken/paper/20240210UAlw/
【受賞者】佐久間 大輔さん
【所属・学年】工学部 情報工学科 4年
【指導教員】宮川勲 教授(情報学部 情報学科/工学部 情報工学科)
【講演名】仮想的垂直移動を伴うリセット法を用いたRedirected Walkingにおけるシミュレータ酔いの緩和
・講演論文詳細 https://www.ite.or.jp/ken/paper/20240210aAlX/
■学生のコメント
本研究は、現実空間の動作を、仮想空間で忠実に高い精度で再現することを目指したものです。現実空間でのエアパフォーマンスに応じて、仮想空間内でドラムとシンバルを演奏仕分けるなど、音の選択も可能となっています。
この3月で大学を卒業しますが、在学中は、プロジェクト型の授業やXRメディアコースでの研究などを通じて多くのことを学びました。それまでは「答えがある」問題を解く勉強が中心でしたが、大学では「答えがない」ことに対して何をどう導き出すかを問われるため、難易度の高い学びを得られました。社会人になると、提示された、あるいは見えていない課題にどうアプローチするかが必要になってきます。自分でスケジューリングしながら新しいことにチャレンジするマインドや、コミュニケーション能力など、大学で身につけた力を生かしていければと考えています。
(上野 雄大さん)
本研究は、仮想的垂直方向にエレベーターで昇降しながら緩やかに回転することで「シミュレータ酔い(VR酔い)」を低減させるリセット法の提案です。
現実より広いVR空間を歩ける技術「Redirected Walking(リダイレクテッド・ウォーキング)」には、円を描くように歩くと直進する、ジグザグに歩くと移動可能エリアが広がるなどのポジションのリセット法がありますが、体と視覚の回転のずれが多くなるほど酔いやすくなります。エレベーターで上下に移動しながらミニゲームをクリアして気づいたら広いエリアを歩いていた、というリセット法を開発し、XRメディアコースのメンバーに体験してもらい、SSQアンケート(シミュレータ酔いの主観評価手法)を実施。被験者実験において、シミュレータ酔いの緩和に関する提案方法の有用性が示されました。
在学中は、宮川先生にご指導いただきながら学会発表を2回経験することができました。論文の書き方やプレゼンテーションのノウハウは社会人になった後も役立つと考えています。
(佐久間 大輔さん)
【受賞者】上野 雄大さん
【所属・学年】工学部 情報工学科 4年
【指導教員】宮川勲 教授(情報学部 情報学科/工学部 情報工学科)
【講演名】モーションキャプチャシステムを使ったドラムアバターによるリズム演奏
・講演論文詳細 https://www.ite.or.jp/ken/paper/20240210UAlw/
【受賞者】佐久間 大輔さん
【所属・学年】工学部 情報工学科 4年
【指導教員】宮川勲 教授(情報学部 情報学科/工学部 情報工学科)
【講演名】仮想的垂直移動を伴うリセット法を用いたRedirected Walkingにおけるシミュレータ酔いの緩和
・講演論文詳細 https://www.ite.or.jp/ken/paper/20240210aAlX/
■学生のコメント
本研究は、現実空間の動作を、仮想空間で忠実に高い精度で再現することを目指したものです。現実空間でのエアパフォーマンスに応じて、仮想空間内でドラムとシンバルを演奏仕分けるなど、音の選択も可能となっています。
この3月で大学を卒業しますが、在学中は、プロジェクト型の授業やXRメディアコースでの研究などを通じて多くのことを学びました。それまでは「答えがある」問題を解く勉強が中心でしたが、大学では「答えがない」ことに対して何をどう導き出すかを問われるため、難易度の高い学びを得られました。社会人になると、提示された、あるいは見えていない課題にどうアプローチするかが必要になってきます。自分でスケジューリングしながら新しいことにチャレンジするマインドや、コミュニケーション能力など、大学で身につけた力を生かしていければと考えています。
(上野 雄大さん)
本研究は、仮想的垂直方向にエレベーターで昇降しながら緩やかに回転することで「シミュレータ酔い(VR酔い)」を低減させるリセット法の提案です。
現実より広いVR空間を歩ける技術「Redirected Walking(リダイレクテッド・ウォーキング)」には、円を描くように歩くと直進する、ジグザグに歩くと移動可能エリアが広がるなどのポジションのリセット法がありますが、体と視覚の回転のずれが多くなるほど酔いやすくなります。エレベーターで上下に移動しながらミニゲームをクリアして気づいたら広いエリアを歩いていた、というリセット法を開発し、XRメディアコースのメンバーに体験してもらい、SSQアンケート(シミュレータ酔いの主観評価手法)を実施。被験者実験において、シミュレータ酔いの緩和に関する提案方法の有用性が示されました。
在学中は、宮川先生にご指導いただきながら学会発表を2回経験することができました。論文の書き方やプレゼンテーションのノウハウは社会人になった後も役立つと考えています。
(佐久間 大輔さん)