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渡辺特任教授のGAA技術を用いたAI半導体回路の設計法が日刊工業新聞に掲載


2024年5月20日、本学の渡辺重佳特任教授・学事顧問が研究を進める、積層型GAA(Gate All Around)トランジスタを用いたAI用積和演算回路の設計法が日刊工業新聞に掲載されました。

同設計法は、積層型GAAトランジスタを用いて、AI用LSI(大規模集積回路)で最も重要な積和演算回路の設計法を新たに提案したもので、GAAトランジスタを縦方向に1000層積層した場合、従来と比較して高速性能を維持したまま、製造コストを従来の約100分の1に低減できる可能性があることを示しています。

渡辺特任教授は、これまでにも積層型GAAトランジスタを用いた基本的な論理回路であるNANDやNOR回路の設計法を発表し、多くのメディアに掲載されてきました。
今回の発表は、現在、注目を集めるChatGPT等の大規模言語モデルを用いた生成AIを従来と比較して非常に低コストで実現できると期待されています。
本研究は、本学のAI研究開発センターでの研究成果の一環として実施しています。


日刊工業新聞デジタル版(全文閲覧には会員登録が必要)

掲載記事
製造コスト50分の1も…湘南工大、GAA技術活用した「AI半導体回路」設計(2024.06.09 ニュースイッチ)
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