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梅澤教授がIEEE ICALT2024でBest Discussion Paper Awardを受賞


2024年7月1日~4日、ニア・イースト大学(北キプロス・ニコシア)で開催された国際会議「The 24th IEEE International Conference on Advanced Learning Technologies(IEEE ICALT2024)」において、本学 情報学部 情報学科の梅澤克之教授がBest Discussion Paper Awardを受賞しました。主催は、Institute of Electrical and Electronics Engineers(IEEE)。

受賞テーマ:Verification of the effectiveness of classes using intermediate content for transitioning from a visual- to a text-based programming language
・受賞論文 https://www.shonan-it.ac.jp/faculties/media/2024.07.IEEE_ICALT_Umezawa.pdf

これは、プログラミングの初学者が学ぶブロックを並べるタイプのプログラミング言語(ビジュアル型言語)と、大学に入って学ぶ本格的なプログラミング言語(テキスト型言語)の学習のつまづきの原因(見えない壁)を明らかにする研究の一環です。

今までは、我々が提案する学習コンテンツがビジュアルとテキストの中間的な特徴を有していることをアンケート評価によって確認し、また、我々の提案する中間コンテンツで学習した方が、後のテキスト型言語の理解度が向上するということを少人数の実証実験により評価してきました。また事後評価ではなく学習中の生体情報(心拍数・脳波・表情)を計測するという方法で、ビジュアル型言語の学習とテキスト型言語の学習の差異を明らかにしてきました。

本発表は、小規模の実験による評価ではなく、より大規模な評価を行い、我々の提案する中間コンテンツで学習を経験した者は、非経験者よりもテキスト型プログラミング言語の理解度が統計的に高まったということを示したものです。

本発表で提案されたビジュアル型とテキスト型の中間的な学習コンテンツは、湘南工科大学附属高等学校の「情報探究」の授業で実際に活用されプログラミングの理解度の向上に貢献しています。

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