2024年7月、電気電子工学科 成田知巳教授がモンゴル国を訪問し、研究を進めている落雷位置標定装置をヘンティー県に設置しました。
ヘンティー県は、手つかずの風景とチンギス・ハーンにまつわる史跡が多く残るモンゴル東部の地域にあります。モンゴル国の首都ウランバートルには従来から受信局を設置していましたが、ウランバートルから約400㎞離れた地域に今回新たに設置。これにより、モンゴルと日本の受信局に囲まれた、日本海、中国北部、ロシア南部の落雷標定率が大幅に向上しました。
設置にあたっては、国立モンゴル科学技術大学の関係者に多大なるご協力をいただきました。