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2回目のプロジェクションマッピング活用はしご車操作訓練を実施


2024年12月19日、2回目のプロジェクションマッピングを活用した「はしご車操作訓練」が藤沢市消防局 南消防署において実施されました。

本プロジェクトは、プロジェクションマッピングを活用して実際の火災現場を再現することにより、臨場感と緊張感を持った訓練の実施を目的とした官学連携プロジェクトです。
藤沢市消防局からの相談を受け、本多博彦教授(工学部 コンピュータ応用学科/情報学部 情報学科)の研究室の学生が、映像、音響などのチームに分かれて取り組んできました。約半年間、消防局との打ち合わせを重ね、炎や煙、音響などのリアルさを追求しました。

【学生のコメント】
Blenderで物理演算を上手く使い炎を表現する方法は見出せていたのですが、その特徴を生かしたまま出力することが難しくとても思い悩みました。最終的には一番良い形で出力し投影することができ、最後まで諦めず挑戦し努力することの大切さを改めて学ぶことができました。また協力させていただく機会がありましたら、今回得られた知見を生かしながら、新たなアプローチで制作に励みたいと思います。
(情報学部 情報学科2年 橋本海音さん/担当:Blender、Premiere Proを用いて共同で映像制作。当日は先方の指示に従いMadMapperで映像を切り替えるオペレーター)

今回のプロジェクションマッピング活用訓練では、訓練に使用できるようなクオリティを追求しながら進めていきました。その中で大変だったことは、煙の作成です。炎は参考にできる資料等が多いのですが、煙は参考にできるものが少なく、それをもとに作ったところ、本物の煙とは程遠い感じになってしまいました。そこでマスク機能を活用して作成した煙を切り抜きし、作りたい形に重ねていくことで、本物の煙が上に上がっていくような映像を作ることができました。
(情報学部 情報学科2年 磯部有希さん/担当:After Effectsを用いてシーン2のモーショングラフィックス作成)

まず、このような貴重な現場に携わる機会をいただきありがとうございました。実際に消防署の壁面に映して訓練をしてくださった部隊を見ると、とてもリアルで迫力があり、本当に自分たちでこれを作成したのかと驚きました。私たちが作成した映像が、日々市民の助けになっている消防署の方々の活動に貢献できたことをとても光栄に思います。
(情報学部 情報学科2年 福島匡太郎さん/担当:After Effectsを用いてシーン3・4作成のモーショングラフィックス作成)


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